フラっと行ったはじめてのエリアトラウト(管理釣り場、管釣り)で、ニジマスが釣れた!
釣り初心者の私は、そのワクワクが忘れられず、エリアトラウトにハマった。

そのうち、数回続けて魚が1匹も釣れない「ボウズ」を経験。

エリアトラウトで確実に魚を釣るにはどうすればよいのか、、、
初心者の私にもできた、確実に成果がでた3つのこと!
ドラグの適切な設定
釣り初心者の私は、ドラグ(ラインの出具合)を強めに締めると、ルアーにブレがでて、魚に警戒されてしまっている気がして、ドラグをゆるめに設定していた。
ところが、フィッシュオン!王禅寺で、小満屋ドラグの開発者、プロフェッサー永井さまのお話しを聞いて、これが大きな間違いだったと知った。
初心者の解釈でいうと、小満屋ドラグは、ドラグのワッシャーという部品の交換パーツで、ラインの放出を滑らかにして、ラインにかかる負担を軽減してくれるので、ラインが切れにくくなる、というもの。
魚を釣るためには、ドラグを適切に設定して、ラインにしっかりとテンションをかけるとのこと。
私は、ドラグの適当なゆるゆる設定で、何度も魚をバラしてたんだ、、、
安心してラインにテンションをかけたい!と、小満屋ドラグ即購入!

そのときに教えてもらった、
- 竿を立てて、竿とラインをそれぞれ持つ
- 竿の手を離して、振ったときにラインがジリジリと出る
というドラグ設定が、私にはピッタリ!
私のタックルだと、このセッティングで300g~350gくらい。
これで、驚くほど魚がバレなくなった。
なんといっても、2度も連続ボウズだったフィッシュオン!王禅寺で5匹の釣果!
ドラグの適切な設定は超重要だと実感。
改めてドラグについて調べてみると、
- ラインの種類やターゲットによって、ベストな設定がある
- 目安は、ラインの強度の1/3~1/4
- ドラグチェッカーなどでチェック
ドラグが緩すぎると、
- 針が刺さらない
- 魚を寄せられない
- ラインがよれる
ドラグを締めすぎると、
- ラインが切れる
- フックがのびる
ということが想定されるとのこと。
続けて何度もバレるときは、ドラグの設定が合っていない可能性も高いので、設定を見直してみるのがおすすめ。
スプーンのローテーション
ニジマスたちは飽きっぽいところがあるので、同じルアーをしぶとく投げても、魚は釣れにくい。
これだ!と思ったルアーでも、しばらく釣れないときは、見切りをつけて交換するのがポイント。
エリアトラウトで主に使うルアー、
- スプーン
- クランクベイト
- ミノー
の中で、私はスプーンを使うことがほとんど。
スプーンは、一定のスピードで巻くので、魚からのアクションがわかりやすい。
比較的安くて中古品も多いので、集めやすいところも好き。
集めたスプーンをローテーションさせて、様子をみていくのが楽しい。
まめにローテーションをするようになってから、魚からのアクションが圧倒的に増えた!
クランクベイトやミノーは個々の特徴や扱い方がよくわからず、まだ未知の世界、、、
初心者が持っておきたいスプーン
ローテーションのために、いくつか持っておきたいスプーン。
一度には集められないので、数ある種類の中から、どれを選ぶか。
ウエイト(重さ)
ポンド(池)の広さや水質によって、
- 狭い・浅い・プール・クリア(透明)
→0.6g-1.8g(軽め) - 広い・マッディー(濁)・強風
→1.8g-3.0g(重め)
が釣れやすいといわれている。
どちらでも使えそうな1.8gは、程よい重さがあって、初心者にも投げやすいし泳がせやすい。
カラー(色)
時間や天気によって、
- 放流直後(高活性)
→ゴールド系 - 昼下がり(低活性)
→アースカラー(オリーブ、ブラウン、マスタードなど) - 曇り・雨
→シルバー系、白系 - 夜
→黒
が釣れやすいといわれている。
明るく目立つ色から、暗く目立たない色に変えて、様子をみていく。
アクション(動き)
スプーンの形によって動きに違いがあって、
- 魚の元気がよい
→ウォブンロールアクション(幅広でアピールが大きい) - 魚がおとなしい
→ロールアクション(幅狭でアピールが小さい)
が釣れやすいといわれている。
私は、はじめに適当な中古スプーンをいくつか購入してみた。
その後、少し知識をつけて、少ない数でも大きく変化をつけるために、
- 1.5gのゴールド・蛍光・オリーブ
- 1.8gのゴールド・蛍光・オリーブ
同型のスプーンを各3色購入。
同型で色違いを持っておくと、色を変えた後も投げる感覚が同じままで投げやすい。
魚が釣れづらいときは、1.8gのオリーブに反応があること多い。
エリアトラウトに、行けば行くほどいろんなスプーンが欲しくなっていく、、、

初心者のボウズ回避お助けルアー
いろんなスプーンを試したけど釣れない!
もう時間がないけどこのままボウズで帰りたくない!
そんなときに実際に私を助けてくれたルアーは、
- ペレットルアー
- セニョールトルネード
の2つ。
スプーンには見向きもしない魚が、パクっと食いつく!
あまりに釣れるので?使用禁止のところもあるので要注意!

初心者なりにレンジと巻きスピードを探る
食いつきのよい魚がどこのレンジ(層)に多くいるかを探る。
レンジを探りながら、リールを一定の速さで巻いて、魚が追ってきやすいスピードも探る。
魚に警戒されないように、落ち着いて冷静に丁寧に一定の速度でリールを巻いていくのが重要。
そして、しばらく釣れないときは、レンジと巻きスピード探りなおす。
レンジを探るために、まずは水深を探る「カウントダウン(スプーンが着水してから底に付くまでの秒数をカウントする)」という方法がある。
でも、初心者の私にはスプーンが底に付くという感覚がまだよくわからない、、、
ひとまず、水深がわからなくても、魚のいるレンジがわかればよし。
水の深さを大きくの3層(高層・中層・低層)に分けてイメージして、シンプルにルアーが着水してから秒数を数えてリールを巻きはじめる。
秒数を変えてこれを繰り返す。
例えば、スプーン着水から、
- すぐ巻きはじめる(高層)
①はやめに巻く ②おそめに巻く - 3秒おいて巻きはじめる(中層)
①はやめに巻く ②おそめに巻く - 6秒おいて巻きはじめる(低層)
①はやめに巻く ②おそめに巻く
といった感じ。
初心者を助けてくれる水流?
私は、水の流れがあるところで比較的釣れやすい。
個人的見解ではあるけど、水の流れにごまかされて、釣りの下手さが目立ちにくくなっている?ような気がする、、、
アタリがきても平常心
アタリ(魚のバイト(食いつき))があったら、釣り上げるだけ。
初心者の私にはこれがまた難しかった、、、
「アワセ」や「フッキング」がよくわからず、何度もここでバラしてしまっていた。
魚が食いついた!と思った瞬間、余計な力が入って、ロッド(竿)が大きくブレて、バラしてしまっていた様子。
喉から手が出るほどのアタリがきても平常心が大事!
初心者は無で横にスライド
アタリがきても「アワセ」を意識しないで、むしろ「無」で巻き続ける。
魚が確実に食いついたら焦ってロッドを立てず、軽く横にスライドさせる。
そして、ラインが緩まないように巻き続けて、少しずつでも確実に寄せる。
私の場合、無意識にロッドを立ててしまっていた。
ロッドを横にスライドさせることを意識することで改善できてきたように思う。
コレを意識してから、バラしがグンと減った!
まとめ
釣れないエリアトラウトで初心者でもできること。
- ドラグの適切な設定
- スプーンのローテーション
- アタリがきても平常心
初心者なりにいろいろ工夫をするのが楽しいし、自分の采配で魚が釣れたときのうれしさは格別!