多肉の子株が成長しない!初心者でもできる5つのこと

多肉植物初心者の 育て方のコツ
多肉植物

多肉植物プロのじーじが、多肉の子株をたくさんくれた。

初心者の私は、じーじに教えてもらったとおり、子株を風通しのよいところで5日間ほど乾燥。

乾燥した子株で、はじめての寄せ植えをしてみたけど、日に日に元気がなくなっていく、、、

日照が少ない我が家で試行錯誤しているうちに、5つのコツに気がついた!

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植える多肉と同じサイズの鉢を使う

多肉植物の子株

はじめて子株を寄せ植えしたときは、成長しても多肉同士がぶつからないようにと、大きい鉢に子株を少なめに配置。

その結果、水をあげた後に吸水されない水が余って、いつまでも土がベチャベチャ。

多肉植物が小さいときや少ないときは、鉢を小さめにして土の量を減らす

大きい鉢・深い鉢

鉢が大きすぎたり深すぎたりすると、多肉が吸い上げる水の量と、土が溜めている水の量のバランスがわるい。

土がベチャベチャの状態がつづくと、根腐れをおこして枯れてしまう。

あまり根が張ってないときは、給水の量もより少なくなるので、とくに注意。

多肉を植えて、土の表面があまり見えないくらいのサイズ感がよい。

大きい鉢を使用する場合は、多肉植物をギュウギュウに詰めるくらいがよい。

深い鉢を使うときは鉢の1/3程度に底石を入れておく。

浅い鉢

多肉が成長しはじめたときに、鉢が浅すぎると、根を張る場所が足りなくなり、水や栄養が不足する。

その状態を放置しておくと、根詰まりをおこし成長がストップしてしまう。

浅い鉢を使うときはまめに植え替えをする。

底穴

底穴がある鉢は、水が溜まりにくいので、根腐れ防止になる。

水やりするときに、細菌や小さなゴミも洗い流せるので便利。

底穴がない鉢は水あげ後に余った水をお米を研ぐときのように横から抜く。

また、鉢皿を使うときは、鉢皿に溜まった水をこまめに捨てるのを忘れないようにする。

素材

鉢の素材によって特徴がちがう。

  • 素焼き【◎】
    通気性がよく熱伝導性が低い。
    日照などで熱くなりすぎない。
  • テラコッタ【○】
    通気性はよいけど、素焼きには劣る。
    素焼きより目が細かいので保水性は高い。
  • 木製【△】
    通気性がよい。
    時が経つと劣化する。
  • 陶器【△】
    通気はあまりよくない。
    温度変化がゆっくり。
  • ブリキ【×】
    通気性が悪く熱伝導性が高い。
    日照などで熱くなりやすい。
  • コンクリート【△】
    水に濡れてアルカリ成分が溶け出して、植物に影響することがある。
  • プラスチック【○】
    通気性が悪く熱がこもりやすい。
    スリット鉢はおすすめ。
スリット鉢とは
  • 水はけがよい
  • 通気性がよい
  • サークリング現象(鉢内で根が迷子になること)の防止になる

楽天で、2号(直径6センチ)という極小サイズのスリット鉢を発見。

子株用として大活躍。


▼愛用中のスリット鉢

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水はけがよい土を使う

土

はじめて子株を寄せ植えしたときは、近所で購入した、細かめの園芸用の土を使用。

園芸用の土は、比較的よく水を溜め込む。

その結果、多肉植物にとって水はけが悪く、土がベチャベチャの原因に。

多肉植物には、水はけのよい土を使う

園芸用の土を使う場合は、赤玉土や鹿沼土などをブレンドして、水はけをよくする。

ブレンドがむずかしいときは、多肉植物用の土を使うのがよい。
多肉植物用の土とは
  • 水はけがよく根腐れを起こしにくい
  • 余計な肥料が入っていないので肥料やけをしない


▼愛用中の土

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遅めにたっぷり水やりをする

水やり

多肉の水やりの基本は、よく乾いたところに、たっぷり水をあげる。

多肉の葉には水分が多く含まれているので、多少水やりが遅れてもすぐには枯れないので、焦って水やりをする必要はない。

焦って水をやりすぎて、根腐れをおこしてしまうほうがこわい。

基本的には、少し遅いくらいのタイミングで水やりをすると失敗しにくい。

土がカラカラに乾いているときや、葉がいつもよりも縮こまっているときが乾燥の合図。

水やりのタイミングは、日数で決めるより、葉と土の状態や前後の天気をみて決めるとよい。

種類ごとの水やりの加減

多肉植物の種類によって、成長期や休眠期はちがう。

種類の状態にあわせて水やりを加減する。

  • 春と秋が成長期の多肉
    たくさん水が必要なので、比較的多めの水やり。
  • 冬が休眠期の多肉
    成長がストップするので、乾燥させて冬眠させる。
  • 夏の暑い日
    鉢の中であげた水がお湯になってしまう暑い日は、水やりを控えて休ませる。
    乾燥がひどいときは、気温の下がる夕方に水やり。

寄せ植え・植え替え・株分け前後の水やり

寄せ植え・植え替え・株分けをするときは、カットした葉や根に細菌が繁殖しないようにする。

  • 根や茎のカットなし
    寄せ植えした後、たっぷり水やり。
  • 根や茎をカット(植える前に乾燥あり)
    寄せ植えした後、たっぷり水やり。
  • 根や茎をカット(植える前に乾燥なし)
    乾いた土で寄せ植え後、水やりをしない。
    しっかり乾燥させた後、たっぷり水やり。


▼気になる水さし

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風通しのよいところで育てる

太陽

日差しが大好きな印象がある多肉だけど、種類によっては強い日差しが苦手な多肉もある。

どの多肉にも共通しているのは、風通しがよいほうがよい

ちなみに、置く場所をコロコロ変えると、多肉のストレスとなり、弱りやすくなるので注意。

一度場所を決めて、その場所で育て続けると、多肉もその環境に合わせてくれるようになったりもする。


▼気になる多肉植物の本

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好む環境が近い多肉同士で寄せ植える

セダム寄せ植え

いろいろな種類の子株を、適当に組み合わせて寄せ植え。

その結果、同じ鉢内でも、元気な多肉植物と元気のない多肉植物があった。

ひとくくりで多肉植物といっても、種類によって好む環境がちがう。

好む環境が同じ多肉植物同士で寄せ植えすると、管理しやすい

種類を特定をして、特徴を知っておくとよい。

寄せ植えするときは、好む環境が近い多肉同士を組み合わせると、管理がしやすい。

好みが近いとよいこと
  • 水やりのペース
  • 好む日照の量
  • 雨や雪の対処方法
  • 冬の管理方法

寄せ植えがうまくいかなかったときは、一度個別で植えてみると復活することもある。

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まとめ

多肉の子株が成長しない!初心者でもできる5つのこと。

  • 植える多肉と同じサイズの鉢を使う
  • 水はけがよい土を使う
  • 遅めにたっぷり水やりをする
  • 風通しのよいところで育てる
  • 好む環境が近い多肉同士で寄せ植える

多肉の種類によっては、好む環境が大きく異なる場合もあるので下調べも大事。

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