あこがれのハオルシア(ハオルチア)の子株をもらった。
さっそく植えてみたけど、どんどん元気がなくなっていく。
大切なハオルシアの子株を守るため、植えなおしをくりかえしているうちに、軟葉系ハオルシアを枯らさない3つのコツに気づいた。
軟葉系と硬葉系
ハオルシアは、大きく分けると軟葉系と硬葉系の2種類に分けられる。
多肉といえば日差しが大好きという印象があるけど、ハオルシアの好む環境は、我が家にある他の多肉とは少しちがった。
軟葉系ハオルシア
軟葉系は、葉が透きとおっていて、プルンとしているものが多い。
- オブツーサ
- シンビフォルミス
- クーペリー、など
硬葉系ハオルシア
硬葉系は葉がかたく、先端がシュッとした形。
- 十二の巻
- 十二の爪、など
コツ1.ジャストフィットの鉢
はじめてハオルシアを植えたときは、成長したときにどうせ植え替えるなら、と思い大きめの鉢に。
ところが、鉢が大きいくて土が多すぎ、吸水しきれない水があまり、いつまでも湿った状態。
根腐れしてしまうまえに対処しようと、様子をみながら鉢を小さく植えなおし。
ハオルシアがギリギリ収まるくらいの鉢がちょうどよい様子。
小さい鉢には、サイズが豊富で通気性がよいスリット鉢がおすすめ。
- 水はけがよい
- 通気性がよい
- サークリング現象(鉢内で根が迷子になること)の防止になる
▼愛用中のスリット鉢
小さい鉢は、水の勢いや強風で、転倒しやすいので要注意。
カゴなどの入れ物に入れておくと安心。
コツ2.ひかえめな水やり
水が乾いていてもすぐに水やりをせず、少し間をおいてから水やりをしたときのほうが元気がよい。
ハオルシアは、特に葉に多く水を含んでいるので、ひかえめな水やりが適している様子。
また、夏と冬は休眠期になので、屋外で育てている場合は、水やりを控える。
コツ3.ひかえめな日差し
我が家の庭は、日当たりが悪く、正午前後に2、3時間日が当たる程度。
そんな短い時間でも、夏に快晴が続いて強い日差しが当たると、
- 軟葉系ハルオシアは、葉の色が薄く
- 硬葉系ハルオシアは、葉の先端の乾燥が強く
変化して、元気がなくなってきた。
多肉はたっぷりの日差しを好むことが多いけど、ハルオシアは、強い日差しが苦手な様子。
そこで、正午前後の強い日差しが当たる南側から、午前中のやさしい日差しが当たる東側へ移動させてみた。
すこしづつ状態が改善されて、すっかり元気に。
▼成長中のハオルシア
さいごに
育て方のポイントが、他の多肉とは少しちがうハオルシア。
多肉を育てるには、その個性も知っておくことも大切だと学んだ。
- ジャストフィットの鉢
- ひかえめな水やり
- ひかえめな日差し